私の歌謡“変”歴(昭和31年〜32年篇) 今まで聴いた歌から・・・・・
登録No | 曲名 | 発売年 | 歌手名 | レコード 会社 | コメント |
02503 | お花ちゃん | 31 | 三橋美智也/斉藤京子 | キング | 「あ〜スッカタなかんぺさ・・・」民謡出身のふたりが共演。 |
07394 | かぐや姫 | 31 | 河井坊茶 | ビクター | 朝日放送ホームソングから出た、トリメロの傑作。サブタイトル「吟遊詩人の唄」 |
07395 | 樵夫【きこり】の唄 | 31 | ダーク・ダックス | ビクター | これも同じ出典。「かぐや姫」のB面。コーラスのみで無伴奏 |
00613 | 東京夜情 | 31 | 岡晴夫/ コロムビア・ローズ | コロムビア | 東京の夜の裏通りをスケッチ。オカッパルとローズの顔合わせ |
01721 | 東京の人 | 31 | 三浦洸一 | ビクター | 都会派歌謡を“楷書”の歌唱で |
01720 | 若いお巡りさん | 31 | 曽根史郎 | ビクター | 会話調、というのか?ほのぼのとした後味。 |
01724 | 十九の春 | 31 | 神楽坂浮子 | ビクター | アップテンポに三味の音が程良くマッチ。浮子の代表曲。 |
01722 | 哀愁の街に霧が降る | 31 | 山田真二 | ビクター | “都会派”吉田メロディーに山田真二が挑戦。 |
01040 | ここに幸あり | 31 | 大津美子 | キング | 結婚式でのスタンダードナンバー。大人のムードで行くなら、これ。 |
00617 | 山の男の唄 | 31 | 三船敏郎 | コロムビア | ミフネの歌。その存在だけでも貴重。そう言えば彼の映画デビューも山岳ものだった(銀嶺の果て)。 |
00615 | 東京の人さようなら | 31 | 島倉千代子 | コロムビア | 竹岡信幸作曲。島倉の哀愁感ある高音を意識して作られている。 |
01097 | 愛ちゃんはお嫁に | 31 | 鈴木三重子 | テイチク | 原題「狐の嫁入り」。童謡風歌謡曲、といったところか |
02500 | リンゴ村から | 31 | 三橋美智也 | キング | 収穫後発送を待つリンゴに都会に行った恋人を想う・・・ |
02511 | 哀愁列車 | 31 | 三橋美智也 | キング | 出だしの伸びる高音が魅力的。 |
02867 | 狂った果実 | 31 | 石原裕次郎 | テイチク | 裕次郎の歌手デビュー。作詞は兄、慎太郎(現東京都知事)。 |
03846 | しあわせはどこに | 31 | コロムビア・ローズ | コロムビア | 「乙女の純情」の卒業試験?的な八十−万城目作品。 |
01729 | 名月浪人ぶし | 31 | 東千代之介 | ビクター | 今宵良い月夜じゃ。天下御免の素浪人。え〜お手拍子。 |
02454 | 伊那の恋唄 | 31 | 西田佐智子 | マーキュリー | 彼女のデビュー曲。「知」の下に“日”があった頃。当時純和風路線を得意としていた。 |
05967 | 早く帰ってコ | 31 | 青木光一 | コロムビア | 「ふるさと路線」・・・この人は最初からこうでしたね。船村徹作曲です。 |
01730 | 場末のペット吹き | 31 | フランク永井 | ビクター | 宮川哲夫作詞・吉田正作曲。「サンドイッチマン」の続編。ヒューマンな哀愁を歌うならこのトリオでしょうか。 |
01725 | 好きだった | 31 | 鶴田浩二 | ビクター | 「淡々と歌う」がピッタリな表現・・かな。独特の乾いた「味」です。 |
00621 | どうせひろった恋だもの | 31 | コロムビア・ローズ | コロムビア | 「捨てちゃえ」が印象的。どうせ拾った恋、だったらねぇ・・ |
01573 | 山蔭の道 | 31 | 若原一郎 | キング | ラジオ歌謡風の上品な曲、若原の丁寧な歌唱がよい。 |
01731 | 山と川のある町 | 31 | 雪村いづみ | ビクター | いづみによる“ミュージカル調”歌謡曲。作曲は利根一郎。 |
05969 | 君はマドロス海つばめ | 31 | 美空ひばり | コロムビア | 南京町・外人墓地・メリケン波止場・・・と港ヨコハマを舞台にマドロスさんとの一夜の恋を。 |
01732 | あゝダムの町 | 31 | 三浦洸一 | ビクター | 黒四ダムが舞台。バックでダムの大きさを表すためにピアノの弦を直接叩いています。 |
02502 | おさげと花と地蔵さんと | 32 | 三橋美智也 | キング | こういったほのぼの系の風景も希少価値になりましたねぇ |
03029 | 錆びたナイフ | 32 | 石原裕次郎 | テイチク | 砂山からナイフが出たら「事件」でんがな、ボス。(違ったか) |
03030 | 俺は待ってるぜ | 32 | 石原裕次郎 | テイチク | 「霧の港」もの。赤木圭一郎の「霧笛が俺を呼んでいる」にも影響(したと思います・・) |
01735 | 13800円 | 32 | フランク永井 | ビクター | 日曜は坊やと動物園・・とフランクらしからぬコミカルな歌。13800円とは当時の月給の平均額。 |
05966 | 逢いたいなァあの人に | 32 | 島倉千代子 | コロムビア | 島の娘の恋唄。島倉はこの歌で紅白初出場を果たした。 |
01734 | 花の十九よさようなら | 32 | 藤本二三代 | ビクター | 昭和初期活躍した藤本二三吉の娘。この曲でデビュー。 |
00624 | 美貌の都 | 32 | 宝田明 | コロムビア | 「すったもんだといったとて・・」出だしからユニーク。西条八十作詞・上原げんと作曲。 |
00630 | 港町十三番地 | 32 | 美空ひばり | コロムビア | どこの港町にも有りそうな風景を軽快なリズムに乗せて。 |
06144 | 一本刀土俵入り | 32 | 三橋美智也 | キング | 「角力名乗りをやくざに代えて・・」後ろ姿の男を歌う三橋節。 |
00625 | 東京だョおっ母さん | 32 | 島倉千代子 | コロムビア | このヒットで母親を東京見物に連れていく、が流行。なおオリジナルにはセリフはない。 |
03420 | 青春サイクリング | 32 | 小坂一也 | コロムビア | サイクリングの如く颯爽と。吹き過ぎる風のような歌。 |
02868 | チャンチキおけさ | 32 | 三波春夫 | テイチク | 路地裏のわびしさを屋台のコップ酒で表現。小皿叩くとよく叱られたものですが(それでもやってましたが) |
01739 | 踊子 | 32 | 三浦洸一 | ビクター | ピチカート風の出だしから急展開する二部構成のメロディーが秀逸。 |
00634 | 東京無情 | 32 | 織井茂子 | コロムビア | いわば「逆ふるさと歌謡」。織井茂子の叩き付けるような歌唱が効果的。 |
07429 | マドロス兄弟 | 32 | 三浦洸一/曽根史郎 | ビクター | この時代には珍しい“男同士の”デュエット。海に生きる兄弟を歌う。 |
03850 | プリンセス・ワルツ | 32 | コロムビア・ローズ | コロムビア | 翌々年ご成婚を控えた“プリンセス”美智子さんに捧ぐ。 |
00804 | あん時ゃどしゃ振り | 32 | 春日八郎 | キング | 初恋にはどしゃ降りの雨など関係ない、という歌です。 |
03849 | 東京のバスガール | 32 | コロムビア・ローズ | コロムビア | ローズの代表曲。「発車オーライ・・・」 |
03422 | 青春の恋人たち | 32 | 美空ひばり | コロムビア | 「口笛吹いたら小窓が開いた・・」ひばりの青春賛歌。 |
05040 | 吹けよ木枯らし | 32 | 石井千恵 | キング | パンチの効いた歌唱。当時には少し早かったのかも。聴き応え有り。 |
00636 | 柿の木坂の家 | 32 | 青木光一 | コロムビア | ふるさと歌謡の代表選手か。青木光一にとっても代表曲。 |
01740 | 夜霧の第二国道 | 32 | フランク永井 | ビクター | 夜のバイパスをドライブ。何故かこみ上げる男の涙。フランクの低音がまたイイですね。 |
00635 | 喜びも悲しみも幾年月 | 32 | 若山彰 | コロムビア | 佐田啓二主演の同名の映画主題歌。「俺ら岬の灯台守は・・」木下忠司作詞作曲。 |
01742 | 羽田発七時五十分 | 32 | フランク永井 | ビクター | ・・・が最終便だった当時。ピアノ・クラリネット・ベースのシンプル構成のバック。 |
01741 | 有楽町で逢いましょう | 32 | フランク永井 | ビクター | フランクの代表曲。後にヒットを受けて映画化される。 |
06626 | 夢見る乙女 | 32 | 藤本二三代 | ビクター | 「有楽町・・」の片面。彼女にとっても代表曲。 |
01087 | 江戸の闇太郎 | 32 | 美空ひばり | コロムビア | 歯切れ良く「景気の良い」歌を。 |
00643 | 人工衛星空を飛ぶ | 32 | 岡本敦郎 | コロムビア | 宇宙空間を音で巧く表現しています。月面に人類が立つのはもう少し後だが、当時が宇宙時代の幕開けだった。 |
07433 | 甘い夜風と洒落ようか | 32 | 佐川新太郎 | ビクター | 恩師渡久地政信作詞・作曲によるバタ臭い彼の発声を十二分に活かした曲。彼の高音が魅力的。 |
00640 | 十代の恋よさようなら | 32 | 神戸一郎 | コロムビア | 神戸のデビュー。恩師上原げんとの作曲。青春の感傷を。 |